2009年6月4日 占術プチセミナ― 芸能ニュ―ス事例 「紫微斗数草薙剛くんの命盤」
2009年 06月 02日
今日は、お休みです。
②占術プチセミナ- 芸能ニュ―ス鑑定事例
「仙人の占い紫微斗数」
例題は、スマップの草薙剛くんの生年月日を使わせて頂きます。
※あくまでも、占いの勉強の為に使用致します。
また、芸能人の方の生年月日を持ちいますので、
年月日に間違いあった場合は、ご容赦くださいませ。
草薙剛くん1974年7月9日AM4:25 愛知県生まれ
経歴:男性アイドルグループ スマップのメンバー 小学生の頃 機械体操が得意だったそうです。
1988年13歳の頃スマップのメンバーに選ばれる。
高校生の時も成績も、出席もとてもまじめで優秀な方だったそうです。
2009年4月23日午前3時頃、不祥事事件がありました。
草薙剛くんの紫微斗数命盤(※盤の枠は省きます。)
13~22歳 23~32歳 33~42歳 43~52歳
巳己 父母宮 午庚 福徳宮 未辛 田宅 申壬 官禄/身
天姚 ◎天機 陰煞 〇紫微 天喜 左輔 天馬
△鈴星 右弼 文曲 〇破軍(権) 文昌 鳳閣
龍池
3~12歳 53~62歳
辰戊 命宮 酉癸 奴僕宮
◎太陽(忌) 天府 天空
63~72歳
卯丁 兄弟宮 戌甲 遷移
〇武曲(科) 擎羊 ◎太陰
〇七殺 火星
73~82歳
寅丙 夫妻宮 丑丁 子女宮 子丙 財帛 ×廉貞(禄)
〇天同 天梁 ◎天相 〇陀羅 ◎巨門 ×貪狼
禄存 紅鸞 地劫
天刑 天魁
紫微斗数の基礎知識
まず、紫微斗数は12宮からなります。
①命宮=基本的性格や運勢・基本的な顔と容姿の特徴
②兄弟宮=兄弟・友人運の良さ悪さ・協力や援助の有無
③夫妻宮=結婚運・夫、妻の性格の特徴・協力や愛情の運
④子女宮=子供の性質や愛情、援助、協力の状態・性的な傾向
⑤財帛宮=働いて得られるお金・使えるお金
⑥疾厄宮=不慮の事故や災難・病気・体質・神仏の助け運
⑦遷移宮=外での活動能力・公的な印象や容姿・顔・外向型なのか、内向型なのかなど
⑧奴僕宮=目下や弟子との協力運・目下の人材の豊富さや優秀さ、忠義度
⑨官禄宮=雇われの仕事運・仕事の能力・適職
⑩田宅宮=住居運(どのような家や土地に縁があるか)・不動産運・遺産・財産運
⑪福徳宮=精神の状態・安定度・息抜きの仕方・精神的な活動に向くかなど
⑫父母宮=目上や親の性格傾向・愛情、協力関係の状態
一つ々の宮に意味があり、どの宮にどんな星が入っているかで判断して行く占いです。
西洋占星術のホロスコープと似ています。
草薙剛くんの紫微斗数命盤の判断
まず、命盤で始めに見ていかなくてはいけない重要な宮が、三方四星と言って4つあります。
まず、①基本的な性質や人生傾向を表す命宮(基本的な顔)
次に、②命宮の反対側にある、外交運を表す遷移宮(外の公的な顔)
そして、命宮と三合になる十二支が入る宮をみます。
この方の命盤だと、命宮が辰になるので、見るのは子の財帛と申の官禄宮です。
※三合= 申―子―辰 亥―卯―未 寅―午―戌 巳―酉―丑 の4つがあります。
3つ目③財帛宮は、お金をつかさどるのでとても重要な宮です。
4つ目④官禄は、組織に所属しての仕事運ですのでとても重要です。
紫微斗数がつくられた頃の古代の中国では、体や基本的な運の「命宮」と、
一歩外に出たら物騒な世だった為、「遷移宮」の外交運や、
物理的な条件のお金「財帛宮」や、厳しい階級社会における仕事運「官禄宮」の
4つの宮を重要視していました。
草薙くんの命盤は、命宮には、太陽が入っています。太陽の星の性格傾向は、まじめで正義感が強く、働き者な方が多いです。辰の太陽は昼の太陽で廟(一番の輝きを持つ)となり、良いで高命な命盤の配置です。
ただ、化忌(かき)が付いていますので、太陽星は本来の名前のごとく、積極的で明るい傾向があるのですが
化忌の独特な、こだわりの強さ(マニアックな方が多いです。)や、神経質な面や特殊な癖などが、性格に加わります。
また、対宮の遷移宮には、太陰星(月の意味)が入り公的な顔は繊細な印象を与える傾向にあります。この戌の太陰も、廟で夜の月でとてもエネルギーがあります。
遷移宮にある星は、外での活躍や、外で援助を受ける人達の傾向も表わしています。太陰は、月=女性を表す星ですので、草薙くんがアイドル業で女性に人気がある事もうなずけます。
金銭を表す財帛宮は、巨門星(こもん)が入り廟で輝いています。巨門星は、口や、言葉、討論などの意味があり、そのようなことからお金が入る傾向にあります。トークをウリにする仕事に良い配置です。
財を得ようとする意欲も強く、その為の勉強や研究、技術を高める事に余念がない人です。
仕事を示す、官禄宮のは、甲宮主星が入っていません。副星と乙級星は、左輔(さほ)・文昌・天馬・鳳閣がはいり、知的で活動的な星が多く状態は良いと言えます。
また、主星が入らない時は、その宮の対宮で星を見ますので、夫妻宮の状態も考慮します。夫妻宮は、天同(てんどう)・天梁(てんりょう)・禄存(ろくぞん)が旺(廟の次にエネルギ―が良い状態)で入っています。
天同は、温厚で人から可愛がられる人気運の星ですし、天梁は親分肌で頼りがいのある方が多く、福分の強い星です。仕事運もよい状態と言えるでしょう。
三方四星が福の強い星がエネルギーの良い状態で入っていますので、上格の命と言えるでしょう。
紫微斗数命盤の基本解釈を簡単に説明しましたが、その他12級の象意や星の特徴とエネルギー状態、飛星などを考慮に入れ、もっと複雑に細かくリアル判断して行くのが、紫微斗数という占いの特徴です。
今度の占術プチセミナ―「芸能ニュウ―ス鑑定事例」では、「仙人が生み出した民衆の占い紫微斗数 VS 帝王の占い四柱推命」の対決をお送りします。お楽しみに。