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「四柱推命雑話」

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みなさま、おはようございます!

久々のブログです。

そろそろ、寒くなってこなくては

ならないのですが…


厚いコートを着ると、

暑いぐらいですね。

いかがお過ごしでしょうか。



今日は、「四柱推命雑話」です。


四柱推命の占術を学ぶ時に、

一番難しく、一番大切なのが、

喜忌の設定や命式の中で、

日干にとって有用な動きをする、

用神を見極める作業です。


この判断を間違うと、

四柱推命は、

全然当たらなくなってしまうから

恐ろしい…(笑)


ただ、この判断が正確に出来ると、

最強に真実を看ぬく占いとなります。


どの大運で、どんなことが起こるか。

過去から未来までその方の人生を、

見てきたかのように、

お伝えすることが出来る、

優れた占術と言えます。


特に、病気や結婚・運の良しあし、

などはよく出ています。

また、体の弱い部位、

侵されやすい病気なども、

予測可能です。


また、タブーとされる人の生死の

問題に関しては、紫微斗数よりも、

もしかすると四柱推命の方が、

よくでていて、

子供を授かる時期、

人が亡くなる年・月は、

今までの鑑定記録のなかで、

悲しいかなよく出ております。


ただ、先祖と神様ごとを

熱心にしている方は、

命の器が広がるのか、

不思議と命式通りに不幸になる方は、

少ないく、危ないところ

(大運・年運)でも

助けられていることが多いです。


最悪の病占にで、

いくつかの方法をお伝えし、

難しい治療をのり切った方を

多く見てきました。


それは、財・官・病に共通して、

出ていて、運が最悪時は、

財か健康に難が出やすいのですが、

そこそこ廻っていたりするから、

不思議です。


それ以外の、何かの開運法・

義式的・祀に関する事を、

されていない方は、

命式通りの過去・現在・未来が、

そのまま人生を

歩まれています。


それも自然で…

生き方としては、

素朴で人間らしく、

よいかなと思います。


四柱推命の学習では、

大切な喜忌と用神の設定を

お教えするのが、やはり一番難しい。


四柱推命の命式が、偏りの大きい、

身強や身弱の方には、「扶抑用神法」を

用います。


これは、命式全体の五行を点数になおし、

計算して、命式中のバランスを割出、

少ないものは増やし(扶)、

多いものは減らす(抑)、

考え方の下に、

喜忌・用神を割り出します。


この「扶抑用神法」は、

十二支や干支の五行変化の法則さえ

頭にいれて変化した差引を、

間違えなければ初級の方でも、

割と楽に、喜忌・用神を、

割り出すことができます。


喜忌・用神の設定が一番難しいのが、

身中の方です。


特に、身中の三柱の方は、

占術家泣かせです。(笑)


ただ、鑑定に慣れてくると、

大運の流れと、過去の出来事を、

「こんなでしたか?」

と予測・確認していくことにより、

多分、時柱の五行はこんな感じて、

喜忌もこんな感じ・・・

と推察が可能となります。


トランプの神経衰弱ゲームを

精密にあてる形とか、

探偵小説の犯罪推理を正確に

解き明かす感じで、

なかなか頭を使います。


身中とは、命式中のバランスが、

5:5でほぼ偏りがない方の事を

言います。


この身中の方には、「調候用神法」といって、

日干の性質と、月支にあたる、

その方の命式の土台となる

季節の状態により、

日干にとって、何がよいかを、

推測するものです。


例えは、壬の生まれの

身中の命式バランスの方、

で秋の酉月生まれであれば、

旺金が水を多く生じ過ぎる為、

甲が用神となる、

後は周りのバランスで、

土が多ければ、中和するため、

木多ければ、木を伐採し整える為、

庚が用神となります。


逆に、

庚が命式中にあり、金が多い、

また、水がやや多めの方は、

丙・丁用神となります。


身中の方でも、微妙のさじ加減が

とても大切になって来ます。


なので、調候用神法をお教えする時は、

かなり高度な理解を要します。


それは、命式が一人一人違い、

なかなか調候用神法の例題に、

当てはまるとは限らないからです。


そこが、四柱推命の難しいところであり、

最高に良く当たるところでもあります。


占いは分類学だといえる為、

分類する種類が細かく、多ければ多いほど

精密に当ります。

それは、その対象を細かくリアルに

捉えることが出来るからです。


ただその分、複雑となり難しいのです。


なので、逆に甲の子月生まれは…とか、

調候用神法からみてそこに、

似たような例題を、

探してきて、説明をしようとすると、

なかなか苦しくなるのですが…。(笑)


逆に例題の人を中心に、

辞書のように、調候用神法を

つかうと、とても有効に解説できます。(笑)


やはり、人間を中心に看ることが、

占術の世界の技術を語るには

一番大切で、理解の早道だと言えます。


今日は、以上です。


明日も元気にお会いいたしましょう~♪




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四季の素材 十五夜さま ホームぺージ
絵・素材協力 十五夜 ちゃちゃ先生







by sanrueru | 2015-11-22 05:09 | 四柱推命雑話 | Trackback

(=^・^=)「旅猫」照葉桜子が色々な占術知識をご紹介・トリプルな月運・占断例研究・景色・自然・草花・神社仏閣の写真・全国への「旅猫」旅行記など。お楽しみに~!       


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