1月20日(木) 「紫微斗数の格局について」
2011年 01月 20日

「紫微斗数の格局について」
紫微斗数では、命宮をその人の個性の重要な着目点とし、
占いの基準にする事が一般的です。
また、紫微斗数を学ぶ初歩の方にとっては命宮のイメージを、
何の主星が入るかで捉え覚えて行く事は大切な勉強の過程だと言えます。
しかし、初歩を脱し中級以上のプロの占い師さんには、
ぜひ命宮のみの簡単な判断ではなく
立体的で複雑な人の個性をとらえる判断をするための技法を、
身につけて頂きたいと思います。
私も、紫微斗数はまだまだ勉強中のみですが、四柱推命・西洋う占星術・
紫微斗数を合わせた見て行くとやはり、
紫微斗数はかなり細かい判断ができると思われる占術です。
西洋占星術もかなり細かいのですが、
特に人間の心理面などに精通していると言えます。
紫微斗数は、現実にあらわれてくる現象を細かく判断する事に
驚くべき的中率を示します。
また近代の海外における紫微斗数研究家の先生方の資料では、
紫微斗数をもっと心理面も重要視してみて行く技法が、
研究されている様に思います。
心理学的に人間は、仕事の自我・家庭の自我・自分の理想としている自我など、
色々な顔もっています。
仕事の人に対する顔・家庭で見せるかを・恋人を愛する時の顔・
自分一人だけの時に素に帰る顔・・・。
人間は多様性あふれる顔を持っています。
その為、一つだけの命宮ですべてを包括する事はできません。
全面的にある人間のについて知りたい時は、「格局」および、
接点のある(加会する)主星やその他副星の吉凶の配置が
重要になると言えます。
「格局」は、命盤の中のある重要な宮位によって、構成されています。
ある個性の重要な全体の形のイメージを代表しています。
その為、その人の性格や特性を把握する事が出来ます。
先天格局が、私たちに命局が次のいずれかに属する個性かを教えてくれます。
つまり、命局は「金持ちになれる」「勇気がある」「温和」「衝動的な性格」あるいは、
「一人ぼっち(孤独な)」「貧しい・・・。」などなど、どれに適合するかを教えてくれ、
どこを強化していったら、生きやすいのかがわかります。
また、格局の構成は、先天命局(命盤)だけに見られるものではありません。
後天的な運を判断する、大限や流年の盤にもその形を見る事が出来ます。
その考え方、「後天格局」について
明日、述べて行きたいと思います。
お楽しみに~♪
