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1月22日(土) 「紫微斗数の格局について」 NO.2

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                        「江の島の龍」

「紫微斗数の格局について」 NO.2

紫微斗数の格局は、命宮を中心として形成される、

「先天格局」と、大限や流年が回った宮を中心として構成される、

「後天格局」があります。

この二つは別々の姿として見るのでは無く、

一緒に複合的に、判断行く事が大切になります。

「先天格局」は、人が生まれ持った姿。

「後天格局」は、人が成長する過程で、変化する姿を現しています。

この二つの相が重なって、強まったり弱まったりして

複雑な人間の運や性質が現れて来ます。

また、流年となると、その年に1年だけ、

その格局を形成する、顔があらわれて来ます。

これは、保守的な人もいるし、解放的な人もいます。

勇気を持った人・軟弱な人。などなど。

人間の性質は一つでは無く、複雑であるというお話は、

前に致しましたが、これが「先天格局」という定義のもとでの

人間の運勢や人格表現の一種です。

大限で形成される格局は、どうかというと

例えば、若い頃あまり活発ではなく、逆に愚鈍な性質で

遊んでしまって、学習も進まなかった人がいたとしましょう。

でも、その人が大人になり色々な事を悟り、自分を改め

一生懸命努力して、働いたり勉強したりして

自分の目的や夢を成し遂げる。

このような話は、雑誌や新聞などのメディア二はよくある話です。

このような重要な人生における変化は、大限の命局が素晴らしい格局を

持つと、突然出会う事になります。

これまでの、自分の人生から飛び出してまったく新しい人生へと

蝶が蛹からかえる様に変容します。

また、幼いころから優等生で何不自由無く暮らして来て、やや傲慢になった

人格の人間が、突然の事故や病気・肉親の不幸で、ダメージを受けます。

そして、やはり突然覚悟をさせられるような経験をする事で、

昨日までの自分の間違えや世界観の狭さを、改める事が出来る様になります。

このように「後天格局」は、人生において見逃す事が出来ない

変化を教えてくれる重要役割を果たします。

その為、命宮から見た命盤の形も大切ですが、

流年や大限から見た命局も見逃すことはできません。


以上。

今日はここまでに致します。

次回は、紫微斗数の格局 「紫府同宮格」 を大限命宮の例題を挙げて、

解説して行きたいと思います。

次はいつになるかな~♪ 

お楽しみに~♪
by sanrueru | 2011-01-22 23:05 | Trackback

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