10月3日(金)「命・卜・相・呪術・医術(自分の体と心を知る)」
2014年 10月 03日

「大好きな和の世界。ちゃちゃ先生の可愛い栗の絵です。私は昔、師匠について和裁をやっていて、仕立て屋になろうかと思ったくらい、着物などの和風の絵柄が大好きです。なぜだかちりめんや、菊の模様などを見ていると、心が落ち着く気が致します。十五夜のちゃちゃ先生の絵もそんな和の美しさがふんだんに籠められている四季折々の美しい世界ですね。」
「命・卜・相・呪術・医術(自分の体と心を知る)」
みなさま、おはようございます。
秋の風が涼しいですね。
いかがお過ごしでしょうか。
今日は、総合的な人間を看て行く
方法について、少し考えてみたいと思います。
占術の初級の授業の時に必ず、
お教えすのが、占術の区分けについてです。
「命・卜・相」は占の区分で有名ですね。
もっと詳しく分けるなら、この三つに、
大きく分けて西洋占と東洋占の区分けがあります。
インドの占などは、東洋占に近いかなり、
はっきりみて行くスタイルでしょうね。
その国の文化や宗教を吸収して、
育っていくのが、国の占です。
気学は、ほぼ日本産で。(笑)
日本の国民性を良く捉えた、
営業として優れた占いだと言えます。
そして、この占う形の区分けに、
「呪術と医術」をプラスすると、
メソポタミヤやエジプトとの神官、
中国の戦国時代の軍師・仙人のような。
専門知識を扱う方々の、
「広く人や国を看る。」
技術を網羅できます。
ただ、今の日本では「医術」はお使者様の分野。
「呪」は神官・お坊様の分野ですね。
「呪」とは、「命・卜・相」の人間の
器を超えた神の領域。
その「運命の輪」を変えようとする、
禁忌全般や、
目に見えない世界を扱う分野の
意味だと言われています。
その為大きく分けると、「呪」は、
「祈り」であり、「願い」である。
「祈り」や「願い」はそれをかなえようとする、
神社参りや吉方位取り、
お家に神様を祀るといった。
私達が昔から守って来た、平和に暮らすための
仕来たりへとつながっていきます。
そして、現代では「開運術」と
言われる分野に分けられ、
私達占術家も、「命・卜・相」において、
運命を見て、どうしてもなかなか通常では、
解決策がない時に使う技術として、
学ばれています。
だた、この「開運術」は色々な種類があります。
効力の強い物から、穏やかなもの。
それはすべて、「命と卜」できちんと、
現在のその人の状態をみて、
使っていかなくてはなりません。
やはり、占術の相性と一緒で、
「開運術」にもその人に合う合わないが、
あるような気が、私は致します。
男性が使うと効力を発揮する技術や、
女性でも使いやすい技術。
エネルギーの強い人が使うと
飛躍るす技法や、
逆にエネルギーが弱い状態でも、
安全に使えるものなど。
どの技術が良い悪いではなく。
その方や、今現在の時期に、
あっているか、あっていないか。
という見方が大事です。
私達占術家は学べる技術や知識は、
出来るだけ多い方がいい。
色々なお客様が訪れるから。
でも、一番大事なのは、
「命・卜・相」を正しくきちんと見て行くこと。
それを間違うと、どんなに素晴らしい、
「開運術」を用いても、選び方を間違えたり、
使い方を間違えたりして、
うまく行かないことがある。
そういった、幅広い考え方を、
皆様にお伝えするのも、
私達の役割なのではないかと、
思う今日この頃であります。
今日は、以上です。
明日も元気に、
お会いいたしましょう~♪
絵・素材協力 十五夜 ちゃちゃ先生
