1月13日(水)「四柱推命雑話」
2016年 01月 13日

みなさま、こんばんは!
今日は寒かったですね。
久々のブログです。
いかがお過ごしでしょうか。
昨日、今日と四柱推命の
プチ講座や授業が続きましたね。
四柱推命は、この冬の寒さのように、
厳しい視点を持つ占術ですが、
その自然の素朴さとわかりやすさが、
私の大好きな占術です。
四柱推命は、その方の長い一生を
よく映し出していて、
何年も勉強しても興味が尽きないです。
本格的な四柱推命を忠実に
(日本で変えられていない、中国原産)
お教えしている所は、意外に少なく。
古い時代より、
何人もの占者の方の生死を通して
伝えられてきた優れた占術を、
今後も長く社会に
伝えられたらなと思います。
四柱推命の授業は、
本当に身が引き締まります。
もし今後、自分で講座をやるなら、
四柱推命をやりたいかな。(笑)
人が減ってもいいので利益度外視で、
伝える為の講座をいつか…
もう少し年を取ってから、
一人でやりたいと思っています。
私にとっては、本当に好きな占術を
お教えする事は、利益ばかりではなく、
自分の役割と思っていることろがあります。
なんので、ゆっくりでよいので、
お教えしたことを少しずつ、
自分の中に入れて成熟させて、
世の中の困っている方に、
活用していただきたいと思います。
こんな時代、古くて難しい占術を、
お伝えするのは、
なかなか難しいのですが、
日本神話に出てくる、
伊斯許理度売命が持つ鏡のように…
神の英知の光を映し
それを世の中に反射させ、
守り伝えられたらなと思います。
前置きが長くなりましたが(笑)、
今日は、簡単に「甲」の
性質特性について
述べたいと思います。
「甲」は見ていて、
いつも清々しいほど…
上へ上へとまっすぐに伸びていく性質。
そんなイメージが私の中にはあります。
身が強くても、意外に組織に入るのが
得意な方が多いです。
それは、木が「仁」を主る
からなのかもしれません。
身強でも自分を抑える事が、
うまく周りともそこそこ協力
出来る方です。
目上の水の知を受けて、
仁義を尽くします。
これは、命式中の五行との、
関係によっても変わって来ます。
他の陽干の丙・戊・壬に比べれば、
規模も小さく旺じても、
それほど周りに、
破壊力(笑)などの、
影響力は少なめといえます。
なぜかと言うと…
是非、干支絵を書いてみてほしいのです。
太陽や山や海は、スケッチブックから
はみ出してしまうほど、
規模が大きいですよね。(笑)
特に、太陽や海が強く、
荒れ狂っていたら、
他の干はひとたまりもありません。(笑)
庚が日干にあり強い方は、
金(比肩)が強い場合は、
フットワークが、
割といいといえます。
特に、火か水に抜く場合。
印の強い(土)身強方は、
庚を錆びさせるので、
行動はやや重め、
土の五行自体が、
ややのんびりの方が多い。
ある程度の力があり、
水や金・木に抜かれると、
俊敏となります。
甲はやや力があり、
金の葉や枝を落として、
茂りすぎないようにしてくれて、
春・夏の季節を好み。
印の水・食神の太陽と、
豊富な土があるのを
喜びます。
春生まれは、土・金・火の多めがよく。
夏生まれは、水・金・湿った土が
あると貴命となります。
秋生まれと、冬生まれは、
上記の生まれに比べ、
少し木にとって、
生きにくい環境ですが。
秋生まれは、命式中に火・木が
多ければ問題はなく。
冬生まれは、温めてくれる、
丙の太陽と根があり強い丁や、
堤防となる戊があると
よい命となります。
一人一人の命式を見ていると、
本当に…
干と十二支のパズルの用で、
その人の人生をよく映します。
そのパズルを解くのが大変、
難しいのですが…
だからこそ、解けた時は、
その命式を持つ方の、
人生への視野が開け、
どこまでも広がって
行くことでしょう。
だた、悲しいかな、
看ることは出来ても、
なかなかその環境を変えるのは、
難しいところもあり…
忌神が回るとやはり思考回路は、
マイナスの現象を選び取る選択へと、
導きやすくなります。
なので、そんな時は、
命式の運がよく、
自分にとって喜神の方に、
アドバイスを求めるか。
喜神の自然の力を活用すると
よいのではないでしょか。
ただ、その活用方法は、
自分を良く知ることが、
とても大切なのだと思います。
マイナス現象を、
変える為の占術の学びなのだと、
私は思います。
今日は以上です。
明日も元気にお会いいたしましょう~♪
