「紫微斗数雑話~禄存~」
2016年 05月 09日
みなさま、こんにちは!
今日は曇りですね。
ゴールデンウイークの
お休みがあった方も、
なかった方も(笑)。
お休みは終わりで、
今日から…
お仕事の方も多いのでは
ないでしょうか。
初日出勤の月曜日✩
頑張って✩
いってらっつしゃいませ!
私も、ゴールデンウイークは、
フルのお休みは、1日だけでしたね。
昨日は、午前横浜と、
午後は埼玉、夜は東京方面に
仕事でありました。
長距離移動で、
ちょっと疲れたかな。(笑)
最近、恋愛や結婚に関する
お悩みのご相談が多いです。
そんな時は、紫微斗数の相性も、
かなりよく当たります。
お互いの四化飛星の落ちた所は、
二人のご縁をつなぐ、関わりの
強い宮です。
一番よい相性は、
吉の四化…
春のような発展を即す、
吉星四化の在りか。
特に…
①夫妻宮②子女宮③命宮
④財帛⑤田宅にあるのが
恋愛や結婚は有利なようです。
仕事では、
吉の四化が…
①財帛②官禄③遷移④父母⑤奴僕
などに入ると有利です。
特に、財帛は財の誘引に協力的で、
その方とご一緒に仕事をすると、
お金が儲かる、招き猫ちゃん。(笑)
招き猫は、気まぐれなので、
邪険に扱って、
いなくなられないように。(笑)
官禄宮の吉相性は、
その方の力で、
新規の仕事の誘引力や、
仕事での人脈の広がりが
もたらされます。
ただ、この場合。
悪魔ちゃん四化の位置も
確認しておかなくては、
なりませんね。
悪魔ちゃん四化の存在は、
皆様の嫌いな生き物的な、
存在と似ています。(笑)
(蜘蛛とかゴキブリとか、
這う虫系とか、
蛇などの長いもの系とか。
ちなみに…
私はどれも大丈夫ですが。笑)
ちょっと…(汗)
いつ!ゴタゴタが、
襲ってくるかわから無い、
嫌な存在ですね。(笑)
特に、仕事の相性で嫌なのは、
①財帛②田宅③疾厄②命宮かな。
恋愛では…。
①夫妻②子女③命宮④財帛宮
夫妻に悪魔ちゃんは、その方との
恋愛だけでなく、例えば友達などに、
そのような悪魔ちゃんを
くっつけてくれる
方が側にいると、
なかなか出会いがなくなります。
また出会っても、うまくいかず、
壊れてしまうことも多いでしょう。
また、時たま邪魔されたりとか。(笑)
など致しますので、
相性を見る時は悪魔ちゃんの居場所を
きちんと確認しておきましょう。
最後に、人間関係で
最終的に大事になる「宮」は
なんだと思いますか?
紫微斗数が作られた、
漢民族的な発想から行くと、
「財帛宮」=利益です。
いかに人に利益を与えられるか、
それが漢民族的な「愛情」
なのかもしれませんね。
なので、財帛に悪魔ちゃんが来る
相性は、他の会照する二宮に、
吉四化を飛ばしてくれていなければ、
とても悪い相性となります。
財帛に悪魔ちゃんは、その方の
利益を減らす役割を果たします。
仕事には特に悪い相性です。
だた、先ほど言いましたように、
吉四化が①官禄②遷移に入っている
場合は、吉凶混濁となりますが、
一概に悪いとは言えないですね。
まず、財帛に化忌をくれている人、
との相性の傾向は、化忌をつけられた
方が、その方にお金を使いやすく、
営業職や、販売員の場合は、
自分が化忌をつけている方は、
よいお客様的な存在で、
有利と言えます。
でも、絶対に悪用しては、
だめですよ。(笑)
逆に、自分が化忌をつけられている、
販売員さんや営業マンさんや、
取引先の人には、
なんだかたくさん財を
使ってしまったり
しがちです。(笑)
なので、自分の命宮と
相手の命盤との相性は、
深くかかわる方との間では、
とても大切となりますね。
吉をより発展させ広げて、
凶は未然に抑える事が
より良いパートナ―となるために、
必要なことなのではないでしょうか。
また、もう一つ大事なことは、
相手からの飛ばされる、
凶の四化の在りかは、
自分の命盤に「課題」があるからこそ、
出会った方からもたらされる
凶と言えます。
自分の中にあるその場所の凶を
修行のように再確認せよ。
という、啓示です。
例えば、疾厄宮に夫妻宮・財帛宮に
凶四化を飛ばされて、
その方と一緒に絡むと
ひどい目に合う方は、
自分の疾厄宮にも問題があったり、
例えばその方との関係が、
恋愛・結婚・仕事の場合。
恋愛・結婚は夫妻に問題がある。
仕事は官禄・遷移・財帛・命宮・奴僕・父母
に問題があるなどとなります。
なのでその人との出会いだけが、
難をもたらしたという考え方は、
間違えで。
自分の中にあるからこその、
周りからの凶や災いの
現象なのです。
それがわからないと、凶は
何度も貴方を襲い
苦しめるかもしれません。
凶現象があなたの人生に起きたなら、
自分の命の各宮にある星の状態を
よく確認して下さいませ。
そこに、必ず改善のヒントが
隠れているはずですから。
今日はちょっと長くなりますが…
もう一つ「禄存星」の解説を
してみたいと思います。
「禄存」は吉の副星であり、
属性は陰土の財の福禄の星です。
どの宮にあっても財のよい状態を、
固定します。
その他の財を意味する主星と、
タッグを組むとより、
仙人もびっくりするぐらい(笑)、
大財をもたらしてくれます。
(ただ、生年財帛がダメダメだと、
大財が入っても失う、
傾向にあります。)
紫微斗数の星の中には、
財を誘引する星は
いくつかありますが。
「禄存」的な財の誘引の形は、
その計画的で無駄のない財を
いかに自分に集めるかの能力が、
特殊才能として
起動し同時に運勢的な周りからの、
吉財も誘引する形となります。
棚ぼだ的で投機的な不当な財でも、
人からもたらされる福禄の財でも、
汗水たらしてコツコツ稼ぐ財でも、
ありません。
自分の知識と意識の方向が、
財を誘引する道をつけるのです。
その為とても商人気質な星と、
言っても良いでしょう。
ただ、その性質には、
大商人の貫禄と品位を
帯びている為、
「禄存」の独特の雰囲気と、
利益に関する広い知識は、
貴人との取引を可能に致します。
その為、この星は、
主星と組んだ場合で、
財帛や官禄や遷移や命宮にある場合、
沢山の利益をその宮にもたらします。
ただ、この吉星の「禄存」にも
欠点があります。
それは、主星の特に
「財」に関する星と
一緒に宮に入らないと吉と
ならないとうことです。
「禄存」の独主が
なぜいけないのか?
というと…。
みなさん!
自分の命盤をみて「禄存」を
見つけて下さいね。
その「禄存」が入る宮を
挟む両脇の2宮を見て下さい。
どの命盤にも、「禄存」の
両脇には必ず、
前の宮には「擎羊星」が、
後ろの宮には「陀羅星」が、
居座ってはいませんか?(笑)
なので、特に「禄存」を命宮に
持つ方は、有利な財の誘引を
即す関わりに、
直ぐ側に、めんどくさい
(疲れる・笑)
ゴタゴタがもたらされる
宿命なのです。
その為、必ず特に吉の主星と、
タッグを組んでいないと、
「禄存」が入った宮は、
燐両宮から、
ゴタゴタに詰め寄られますので。(笑)
身が持たなくて、「禄存」単独、
では凶となります。
そして、「禄存」を命宮に持つ方は、
副星の人脈の吉星が
加会しない場合は、
孤独になると言われています。
くどい用ですが、
「禄存」が命宮に入る方は、
ゴタゴタ(疲れる・笑)は、
ご自身の宿命となります。
財の匂いのある場所には、
必ずゴタゴタが付きものですし、
そのような不穏な方々も周りに
寄ってきやすくなります。
その中にあって、まわりが
ゴタゴタしても、
ケロッと、ニコッと、
「なんかありました?」とか。(笑)
ユーモアを持って明るさを
もたらしてくれる人脈は
貴重ですね。
「禄存」命宮の方は、
沢山の方が集まる福禄の命ですが、
そのような信頼できる、
人脈=財脈を大切にしなければ
なりませんね。
(^_-)-☆
今日は以上です。
明日も元気にお会いいたしましょう♪