「四柱推命雑話~目上運と目下運の吉凶~」
2018年 10月 25日
みなさま、おはようございます!
本日は、晴天で心地よい
日和でございますね。
去年は、夏が過ぎですぐに寒くなって、
秋の季節が感じられなかったのですが、
今年は、秋が長い用に感じますね。
秋の気候は、植物には人間と一緒で、
心地よい温度となりますので、
秋の花々が美しく長持ちしていて、
嬉しいですね。
今回のお題は、
「四柱推命&断易雑話~目上運と目下運運の吉凶~」
でございます。
いつも、四柱推命では身強の方の
お話しが多いため、
今回は身弱の方を中心に、
お話をしたいと思います。
四柱推命では、目下運や目上運を見る場合、
必ず、日干の力量を判断致します。
日干の力量と言うのは、
自分のエネルギーの強さの事です。
人は「中」の状態が一番よく、
強まりすぎても、弱まりすぎても、
自分にもまわりの六親五類にも
害がやった来ます。
例えば、身弱と言うのは何かと申しますと、
自分のエネルギーが少ないタイプの
生まれの方です。
生まれつき命式の中の、
日干に集まるエネルギーが少なく、
日干からエネルギーを抜く五行に、
力が集中しているので、
その方の周りの環境は、
自然とその方のエネルギーを抜く環境に
生まれつき、その様な思考と行動を
取り生きて行くようになります。
身弱の方で元気な方は、
何しろ働き者の方が多いです。
身弱の種類には、
身弱洩旺・身弱財旺・身弱官旺の
3つの種類があって、一番働き者なのが、
身弱官旺の方ですね。
身弱で財旺の方は、
お嬢様・お坊ちゃま型の人生の方が
多く、曵旺の方もそれに準じます。
この二つの特に、曵旺は遊ぶのが
好きな方が多いですね。
世間で番付にのるくらい
お金お持ちになるのは、
実は身中財旺の方。
次に身中に近い身弱財旺の方
ついで身中に近い身強財旺の方です。
ただ、条件があって、
身中に近い身弱財旺の場合、
必ず大運に喜神の
印綬・偏印、比肩・劫財
となる五行が20代以後60代くらいまで
ずっと、2季節にまたがり回っていて、
その中に最大の用神もめぐる
場合の方のみ、お金が入ります。
逆に身弱財旺の方で、
再度、財・食傷・官の忌五行が、
特に中年期に回る方は、
お金の事でとても苦労する方が
多いので、よく身弱財旺は
良くなく言われることが多いのですが、
実は条件が整うと、目上運と横の同僚運や
大きい社会での人脈と大衆と人気運が
高まるので、下手な身強よりは
全然社会から財を吸引する力は
強いのです。
目下運が良いよりも目上運がよく、
同僚運が良い方が、社会で活躍の
フィールドも広がります。
社会は基本的に、偏印・印綬で
出来ていますのでね。
印星=長い期間の伝統を司ります。
ただ、身弱の方で大運に
食神や傷官が回った場合は、
身を破り、目下運が落下いたします。
身弱で、印星が回った場合は、
目上運に支えられている為、
目下に力を抜かれても、
大した損失は無いのですが。
目上運の力が大運からもらえなくて、
命式にある印だけでは弱い場合、
かならず、現実的にも目上に来る方の
支えが弱くなりますので、
大運に日干のエネルギーを洩らす
食神・傷官が回った場合は、
困ったちゃんの目下に振り回される
運勢を、身弱はたどることになります。
目下の不祥事で、せっかく高い地位に
上がったとしても、
社会に対し、損失をさせて、
一気に名誉が損なわれ、転落するのは
世の非情な部分でもありますね。
よく、目下の女の子に対する、
マイナスの行動で逮捕や起訴される
ニュースを目にしますが、
そのご本人の命式を検証いたしますと、
そのような悪い大運と、
忌神の食神・傷官年運の時期に、
そのような事件を起こしている
という形をよくみかけます。
なので、四柱推命から見ると
まわりとの出会いが
良いか、悪いかで
人生はとても大きく変わる
と言えますね。
特に、身弱は印星の力で
上がっていますので、地位や名誉事、
そして社会の評価はとても大切ですね。
大運にめぐるということは、
必ず社会から、嫌でもそのような
難しい方がやって来て、
本人を揺さぶることとなります。
一人、うまくかわしても
次々とやって来るので、
大変です。(笑)
でも、身弱の方はとても人が
良いのでそのような方をも、
よく抱擁し包み込んでいる
方もお見受けし、その様な
方が印・比劫が回ると、
周りに尊敬されて、感謝されて、
人が大勢集まる場合もあります。
だだ、それはあくまでも、
印星・比劫が回った年や大運の
時に限るので、ちょっと切ないですね。
また忌神の年でも、
四柱推命を知っていれば、
その目下の難を避けるように、
仕事のスタイルを工夫するとか、
人に対して、無防備になりすぎないとか、
寄ってきて下さったからと言って、
調子に乗りすぎないとか。
振り回され無い用にするとか。
ボーとし過ぎないとか。(笑)
色々と対応策は取れますので、
凶を吉に変える、智慧も四柱推命は
とても良く私達に授けて下さいますね。
逆に、身中~身強の場合で陽干の
丙・壬・戊の場合は、
力量がとても大きいので、
そのような心配は、まずないので、
安心でございますね。(笑)
それは、干支の規模が違って、
きますので、
そのような考え方が出来ます。
逆に、丙・壬・戊は身弱であっても、
人の上に立つポジションに着く場合が
多くて、他の干支よりは、
組織の上に立っても、
目下を何とか上手く、
配置したり、動かしたりする
干支的な賢や強さを、
持っていらっしゃいますね。
丙・壬・戊の身弱の日干の方に、
食傷・財・官などの忌五行が
年運に回ったとしても、
バランスにもよりますが、
それほど恐れなくても、
大丈夫な強い干支と言えますね。
ではそろそろ、出発準備なゆえ、
本日の
「四柱推命雑話~目上運と目下運の吉凶~」
以上でございます。
明日も元気にお会いいたしましょう!