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「四柱推命でみる人生の風景 第1話」


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みなさま、おはようございます。




今日も寒いですね~。




週の合間の水曜日の朝を、




いかがお過ごしでしょうか。






本日は、夕方まで少しのんびりと、




事務所で作業をする予定で、




夕方と夜は仕事移動となります。






本日のブログも、




四柱推命雑話でございます。




四柱推命でみる人生の風景は、




その方が生まれた瞬間に、




周りに常にある人や物が決まって




くる事になります。






例えば、こんな方がいたと




しましょう。(笑)




いつも登場する例題ですね。






壬己戊辛


申丑戌亥




大運


10


20


30


40


50


60


70


80




この方は、生まれながらに、




土(比劫)・金(食傷)・水(財)




しか持っていない偏った生まれとなります。






己と言う、平らな大地の本性を持ち、




秋の土用の季節に生まれています。






十干は、人生の中の活動の規模を




表しているのではないかなと、




私は思います。






十干の中でも、規模の大きい




陽の干の特に、丙・戊・壬の




三つは生まれながらにして、




スケールの大きい世界を自分の中に




内臓していると言えます。






それと比べると、本来の




田畑などを意味する己の日干は、




それほど規模が大きい人生や




世界を歩く方ではないのですが、




横にある月の干支の「戊戌」と、




時の干支の「壬申」の、大きく




根や水源もしっかりとある大河などの、




まわりの大規模な十干さま方に囲まれて、




大きな世界に引っ張り出されている、




日干の己と言えます。






この方の命式の風景を見てみます。




秋風が吹く山間の、深く大きい渓谷に




やや川幅のある大河が悠々と




流れています。






山から獣道をたどって、渓谷の




深い谷に下りていくと




そこには、沢山の石が川の水に




押し流されて転がり、美しい




光を放っております。






その中には、いつか素晴らしい




劔となりそうな鉄・青銅や、




ピカピカの金や、サフィア、ルビー、




水晶などの原石が自然のままに




水の中にコロコロ転がっています。






そして、秋の冷たい水により




磨かれています。






大河の壬と、壮大な山々の戊の




間に挟まれて、美しい金を育む




己が、この方の風景だと言えます。






たた、渓谷の谷底の寒い水の、




石の多く、切り立った山深い




崖の間にある、土でありますので、




この風景には欠けている、




木も育ちにくいし、




火も無くて太陽も恵もない




陽の光の届かない土の姿が




浮かびますね。






これがこの方の生まれた瞬間の




風景です。






そしてこの風景が大運により、




運命の環境が動き出します。






それを、みてまいりましょう。






10代から20代の渓谷の己の




季節は冬でございました。






大河も氷そうな山深い地方の




冬は、沢山の雪がさらに




太陽のあたらない谷底の




己の上に降り積もり




己の土は、いつか光があたり




人目にふれるだろう




暖かい季節をまちながら。




静かに金を育んみながら眠ります。






この季節は、木も火も無く




世界を雪に閉ざされた、




自分と表現の空想の世界に




遊んでいた己の大運となります。






ただ、水の財は無駄なくらい




沢山あるので、それをなんの役にも




立てずにただただ貪り眠りつづける




己であります。(笑)






しかし、その後、




この方の渓谷の土の風景は、




厳しい冬の季節を乗り越えて、




30代から50代の春の、




暖かく陽の光も少し届き始めた




季節へと移り変わっていきます。






春は、急に氷が融け出して、




ウトウトと眠っていた渓谷の土は、




生命が躍動し芽生え始める




季節にいきなり起こされる




こととなります。






周りの雪が溶けて、土に埋まっていた




乙や甲の種がいきなり芽を出し




はじめました!






その賑やかさに、冬の閉ざされた




世界しか知らなかった渓谷の土は、




びっくりしてしまいます。(笑)






春の沢山の木の生命が、




川の横にある肥沃の大地の養分を




たくさん吸って、にょきにょきと




育ち出します。






のびすぎる木は近くにある石や金が




切ってくれますし、水量の多い川の水が




食料となる草木を育みます。






そうすると、その周りに




深い山々からたくさんの生き物達が




集まりはじめます。






野ネズミ、うざぎ、美しい声の鶯、




素晴らしい色を持つ羽を広げた雄の雉が




雌に求愛する、春の生命力溢れる季節です。






そんな小動物を狙い、虎や熊や狼などの




猛獣も集まり、その激しい狩の後の




残骸に群がる狸や狐や鼬も暗躍しています。(笑)






急に、賑やかになった渓谷の大地は、




質量の多いその世界に圧倒されていきます。






さて、ながいながい第一話は、




これで完結でございます。






2話は、この方の夏の季節へと




お話が流れてまいりますね。




2話もお楽しみに!






明日も元気にお会いいたしましょう!











by sanrueru | 2020-01-08 10:09 | Trackback

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