「猫の易経 6 天水訟 ~5月スタートの新期事業について~ no.2」
2020年 04月 19日

みなさま、こんにちは。
今日は晴天!
あたたかい4月後半らしい天候と
なりましたね。
照葉桜子は、命式には用神となる太陽は、
ないのですが、名前に太陽と太陽神の名を
いただいたので、晴れ女のようでございます。
ザーザーの大雨の日でも、
舞台に上がる時間は必ず、
雨がピタッと止むので不思議でございますね。
あたたかい春の日をみなさま
いかがお過ごしでしょうか。
本日も昨日の続きの、
「猫の易経 6 天水訟
~5月スタートの新期事業について~ no.2」
でございます。
最近はずっと忙しかったので、
「猫の易経」の勉強を長くさぼっていたので、
この自粛のお休みは、卜の神髄である
易の勉強をして、
得意科目のタロットリィーデングの
判断の切れ味を磨いていきたいと思います。
卜占は、すべてその瞬間に見た
象によって、問題の占的の答を得る
技法の占術となりますので、
一つの卜を鍛えれば、他の卜も
とてもうまくなってしまうという、
優れた占術技術の種類の占となり、
毎日の技の研磨はとても大事となりますね。
あ。
そうそう!
勉強と言えば。
ついでに神様家系図の勉強となる、
カードを売り切れになってしまう前に
明日にでも注文しておきますかね。
あのタロットを見て、神様の家系図を
全て言えた方は、
「神道の神様通」でございますね!
ぜひ、頭脳を鍛える為と、
いつか神社検定再チャレンジしたいで。
(数年前に落第したので。笑。)
春休みの課題は、漢字と名前と漢文かな。
あ。
話しが横道にそれてしまいましたので、
戻しましょうね。
文昌化忌はなんだか
興味を持ったものを、
並べて行く事が大好きらしいので、
「猫の易経」も「1乾為天」から書いて、
まだまだ、「64 火水未済」までは程遠いのですが、
さまざまな占例を書きながら、
楽しんで並べていって
みたいと思います。(笑)
あくまでも、照葉「猫」めの、
「猫の易経」でございますのでね。
あまり参考にはなら無いかもしれませんが、
読んでいる参考文献は、とても名著の
立派な書籍でございます。
(文昌化忌は、本物を並べる事と集める事も
大好きなので、書籍運も良いようでございますね。)
頑張って勉強していきたいと思います。
<(_ _)>
今回の易の事例に関する判断に参考に
させていただいている書籍は、
岩波文庫の「易」上・下、
本田濟先生の「易」朝日選書1010中国古典選
横井伯典先生の「周易講義」上経・下経
に加えもう一つ、名著である
「現代の易 基礎編」を参考にさせていただき、
勉強しながら、こちらの「猫の易経」ブログを
書いております。
<(_ _)>
そして、本格的に易を学びたい方は、
ぜひプロの周易専門の占術家さまに
習われることをお勧め致します。
では、昨日の続きでございます。
五月の事業について占って、
占的「総合的な利益あるか?」
を見てみたところ。
「天水訟九五」が出て参りました。
「総合的な利益」とは、
タロット・カード
(タロットとカードとの間のこの点・は大事!
タロットリィーデングの女命大家様の原稿から参照)
「コインの3」のような、
商売や事業をする場合の、
作る人、売る人、買う人の利益が
全て安定して、3者がすべて満足する
と言った形を示します。
例えば、占術学園でございましたら、
①学園の主催者と②講師様と③生徒さまの
三者の利益に、「総合的な利益あるか?」
が占的となります。
天水訟九五は、
九五。訟元吉。
象曰。訟元吉。以中正也。
「訟」は、争い象意であり、
塞がる・平行線の意味を持ちます。
ただ、天の下に水=財がある形は
やや吉意となります。
(古代の中国では風水もそうですが、
水=財と見る傾向があります。
風水の風は人やモノの流れを意味し
水は財の集まるところを意味します。
ただ、この易での水は危険なものとも
とりますので吉凶混濁でしょうか。)
今の社会情勢では、「訟」の意が、
出やすい傾向にあるのは、
重々承知の事業となります。
平穏な時代の仕事ではないので
利益のことろに「訟」の易が
出て来ても納得できる形となります。
易の卦が「訟」である事を踏まえて、
「訟」の中の爻の立場が有利か不利かを
見て行きます。
九五は、訟え元吉なり。
象曰く、訟え元吉とは、中正を以てなり。
とあり、
「訟」の易は、裁判の易と言えます。
裁判とは、裁判官を間に於いて、
両者が訴えを起こします。
5つの爻の人物が訴えを起こしても、
聞き入れられない立場の者。
上手く身を制御して最後には吉となる者
などがあります。
その中で、「天水訟九五」は、
「裁判官」を示す爻となります。
陽位の陽爻となり立場を得て、
また中位となり有利です。
裁判官は公平でなくてはなりませんので、
誰かと仲良くし過ぎるのは
公平や平等さを欠くこととなります。
しかし、「天水訟九五」には、応爻も、
比爻も、陽爻で乗られている爻も、
承けられている爻もありません。
なので、とても公平な判断が
出来る爻となり、みなさまの言い分を
平等に聞いて取りまとめる能力がある
爻となります。
「訟」の中では、
立場を社会的に認めてもらえ
有利となります。
その為、「総合的な利益あるか?」は、
今の混乱期の世の中にあっても、
様々な複雑な問題(「訟」)との
バランスを取りながら、
三者が納得できる方に、
利益を納められる形になるとの
判断が出来ると言えます。
«まとめ»
「5月の事業進めて良いか?」は、
周易的には、時代は大変であったとしても、
総合的な判断は「GO!」サインとなりました。
本日の「猫の易経 6 天水訟
~5月スタートの新期事業について~ no.2」
は以上でございます。
昨日と今日は!
(^_-)-☆
真面目に勉強したぞ~!(笑)
明日も元気にお会いいたしましょう!
