「断易雑話~用神③~」
2020年 05月 14日

みなさま、こんにちは。
本日も断易の続きの、
「断易雑話~用神③~」
です。
断易という占いは、
占的と用神の設定さえ、
間違えなければ、後は
数学的に、その仕組みに基づいて
判断して行けばよいので、結果の
出やすいわかりやすい占術と言えます。
タロット・リィーデングは絵の象意で
物事を判断し、周易は易経の卦辞・爻辞の言葉を
占的に当てはめて、象意を判断致します。
断易は、占的を用神である、
六親五類と世爻・応爻などに、
ハメ込んでその爻の月建と日晨からの
強さと弱さや動き、
他の爻との関係などをみて、
その質問の答の吉凶を導きだす
占と言えます。
本日は用神③の六親五類の
「子孫」についてお話ししたいと思います。
子孫はどんなものを示すかと言うと、
自分が生じる物となりますので、
子供・孫・ペット・甥と姪・部下が
その象意にあたります。
また、自分を助けて吉神となり、
神・僧侶・神官・薬・財源と表しています。
また、気持ちをホッとさせて下さる
癒し系の占い師さんも、
子孫用神なのかもしれませんね。(笑)
その為昔、断易を習いたての頃に、
何でもかんでも占断して、
学んでいる時に。
ある生徒さんから、「個人授業を
お願いいたします。」と言うお電話を
いただき、悪戯心で断易を、
世爻=自分・相手=応爻での
当面の関係性を見てみたところ、
相手の応爻には日晨に強い、
子孫がついて動き、世爻を生じておりました。
自分の世爻には、妻財と青龍が
やはり良い状態でついておりました。
その生徒さんは、
月2回個人授業に根気よく通われて、
タロット・リーデングと
四柱推命を4年かけてじっくりと
マスターされて、今では電話での
占い師さんとして活躍されています。
私もとても良いお仕事をさせていただいたと、
楽しい思い出として、その占断と納甲を、
今でもよく覚えております。
子孫は、楽しみ事を表している
六親五類となりますので、
ブログや季刊誌なども、
それに入りますが、
占術の占例など難しい記事は、
父母が用神となります。
気象に於いては、良い天気・太陽・星を
意味し晴れや雲が無く、
よい風を伴う状態を意味しています。
本日の「断易雑話~用神③~」
以上でございます。
明日も元気にお会いいたしましょう!
