心に響く言葉

みなさま、おはようございます。

朝ブログのお時間でございます。

金曜日の朝をいかがお過ごし

でしょうか。

今日のブログは、「心に響く言葉」　

読書感想文のカテゴリで　　

ございます。

最近、新宿の紀伊國屋さまで購入いたしました。

「ダンマパダ　ブッダの〈真理の言葉〉」

今枝由郎訳　株式会社トランスビュー

発行の書籍にあった、

ブッタの言葉の日常語訳が、

とても素敵でございましたので、

少し引用させていただきたいと

思います。

第一章の対句

「心はすべてのものごとに先立ち

すべてを作り出し、すべてを左右する。

もし人が、汚れた心で

話し、行動するならば

その人には、苦しみがついてくる。

車輪が、荷車を牽く牛の足跡についてくるように。」

「心はすべてのものごとに先立ち

すへてを作り出し、すべてを左右する。

もし人が、清らかな心で

話し、行動するならば

その人には、幸せがついてくる。

影が、からだを離れることがないように。

（一・二）」

「あの人はわたしを罵った。

あの人はわたしを傷つけた。

あの人はわたしを負かした。

あの人はわたしから奪った

そういう思いを抱く人からは

怨みはついに消えることがない。」

「あの人はわたしを罵った。

あの人はわたしを傷つけた。

あの人はわたしを負かした。

あの人はわたしから奪った

そういう思いを抱かない人からは

怨みは完成に消える。（三・四）」

「じつにこの世では

怨みが、恨みによって消えることは、ついにない。

怨みを捨てることによってこそ消える。

これは普遍的真理である。（五）」

「この言葉を読んで、

さまざまな自分のまわりの世界は、

自分の心が創り出している、

なので、自分が変われば世界も変わる。」

そんな事を感じた

今日この頃でございます。

まわりに、争いをよくみかけたり、

そんな言葉を聞いたりする場合は、

自分の心の中のベクトルが、

少し…、知らず知らずのうちに、

そのように傾いているかもしれません。

そのような時は、自分の外ではなくて

内面に気持ちを向けて、心の中に

怒りや怨みを抱え込んでいないかを

問うてみるとよいのかもしれませんね。

意外と無意識で、古い昔の

出来事の上に蓋をして、手放さずに

心に閉じ込めてしまっているのかも

しれません。

そうすると、心はまわりの世界をつくりますので

なんどでも、同じまわりの状況を

作り出す事が出て来てしまいます。

なので、上手くいかない出来事に

遭遇したならば、心を空にして

自分でなにかいらないものを抱え込んで、

いないかをチェックしてみると

良いのかもしれませんね。

そして、青空のようにカラに、

「空」になった心には、

希望の星を描く事ができます。

そして未来やまわりも輝いて

行く事になると思います。

まわりに起きてくる現象は、

裏を返せば、自分の心が描き出して

いる世界なのだなと、

このブッタの素晴らしい言葉を

読んでそのように感じました。

本日の読書感想文

「心に響く言葉」は

以上でございます。

明日も元気にお会い

いたしましょう！