四柱推命雑話

みなさま、こんばんは。

今日の夜は少し寒いかな。

月曜日の夜をいかがお過ごしでしょうか。

本日のブログは、

四柱推命雑話でございます。

四柱推命という占術は、

西洋占星術や紫微斗数と違い、

ハウスを使わない占術でございます。

その為、その方のハウスで見る

事象は、すべて日干からみた

命式内にある、十干十二支の

五行のバランスと、

十干より寄りつけられる通変星

の意味合いによりその方の性格や

金運・仕事運・パートナー運・親や目上の運・

子供や目下の運・同僚運・才能・性格

社会で地位を得られるかなどが

わかってまいりますね。

四柱推命の海外の書籍を研究

しておりますと、ピラミッドのように

自分が社会のどの位置に、

位置づけられているのかが

わかるので、大変興味深い反面、

自分の今の人生の季節の

器というものを思い知らされる

という現象に出会います。

ただ、そこでよく「自分の命が悪い」と

落ち込まれる方もいらっしゃいますが、

その欠点と利点を、智慧をもって

社会で生かしていくために

占術があるのではないかと思います。

私の命は、身強型の命ですので、

扶抑法にてバランスを取ることを

最優先にする命である為に、

調候用神の干が2つとも、

上手く使えない命となります。

ですが、考え方によっては、

四柱推命のシステムをよく学び、

自分の命式をよく理解した上で、

調候用神をパーフェクトに使いこなそうと

しないで、逆に自分の器に合った形で

使うように努力していけば、

上手く使えない調候用神の象意が

そこに出てくることになりますので、

自分の良い形に変えて、

マイナスを出すことができますね。

考え方の反転をする事が

できると、不思議となんでも

柔軟にうまくいきます。

逆に、頑固に何かに拘り過ぎると

上手くいかなくなることも増えてまいります。

四柱推命での平命の方のほうが、

逆境に慣れている分。（笑）

今の時代は過ごしやすいのでは

ないかなと思います。

また、紫微斗数の凶星の方も、

色々なものが崩れて、

新しいものが出来上がる

変化が好きな方が多いので、

それが楽しいと思われる、

凶の星の方も多いのかなと

私は思っております。

占術も古くからの大切な

占術の考え方・知識・技術は

残しつつ、新しい時代の表現方法に

変えていく事は、大変画期的であると

思うのでございます。

時代が変われば、人の悩みも

変わっていきます。

その悩みに対応して鑑定していくのが

占術家でございますので、

その時代にあった占術の表現は

大切かなと思います。

古い時代から大勢の占者の

方々が研究してここまで高めて来られた

命式と大運の計算方法や五行の法則、

点数の付け方の方法は、

自然の摂理とも言うべき、

素晴らしい占術の知識だと思います。

それを、変えることなく受け継いで、

今の時代に合った、

わかりやすい表現にして

大切に後世に残していければ

嬉しいかなと思っております。

調候法の理論は、季節という

自然の営みに逆らわず

賢く生きていく生き方を

私たちに教えてくれております。

四柱推命の命式を読んでおりますと

大変良い人生勉強になりますね。

本日のブログは、

以上となります。

明日も元気にお会いいたしましょう。